仕事が嫌で「死にたい」とまで追い詰められているあなたへ。
この記事で伝えたいことはただ一つ。
「仕事で死ぬくらいなら、すべてを投げ出しても大丈夫だ」ということ。
「なんでこんなにつらい思いをしてまで、働かなきゃいけないんだろう」
「この先何十年もこの絶望が続くなら、いっそ終わらせてしまいたい」
そう思うのは、あなたが甘えているからでも、根性がないからでもありません。
私は、その気持ちが痛いほどよくわかります。
なぜなら、私自身が5年間で7回の転職を繰り返し、精神科への入院を経て、ようやく「死にたい」と思わずに働ける場所にたどり着いた当事者だからです。
この記事で、私の泥臭い経験を通して得たことをお伝えしていければと思います。
「仕事が嫌で死にたい」は、甘えではなく「生命維持」のサイン
「なんで、こんなに辛い思いをして働いてまで、生きていかないといけないのか」
私は、働き始めてからずっとこの問いを抱えてきました。
月曜日の朝が来るのが怖くて、日曜日の夕方から涙が止まらない。
夜眠りにつきながら、「どうかこのまま起きることがありませんように・・・」と本気で願っていました。
何がそんなに辛いのか、自分でも分からない。
・人間関係・・・もちろん合わない人はいるけど、パワハラを受けているわけでもない
・仕事内容・・・確かに好きな仕事ではないが、 好きなことを仕事にできるのは一握りでしょ?
周りは普通に働いているように見える。
だから、そんな風に思ってしまう自分は「弱い人間」で「社会不適合者」なのだと思い込んでいました。
40年続く「地獄」への絶望
当時、私を一番絶望させたのは「時間」でした。
今のこの苦しみが、あと40年、50年と続く。
定年までこの地獄が続くのかと考えた瞬間、目の前が真っ暗になり、それなら「今、終わらせてしまったほうが楽だ」と結論づけてしまったのです。
でも、今ならはっきり分かります。
「死にたい」という気持ちは、あなたが弱いからではありません。
心と体が「もうこれ以上、この場所にはいられない」と発している、必死の防衛本能だったのです。
5年で7社。私の「逃げ続けた」記録
私はかつて、働くことそのものが「呪い」のように感じていました。
社会に出てからというもの、どの職場に行っても「つらい」という感情が消えなかったのです。
私の職歴を振り返ると、世間一般では「落伍者」と言われるような歩みです。
- 1社目~3社目: 専門職やサービス業など、業種を変えてみるもどれも1年もたず。
- 4社目~5社目: 体を動かす仕事なら余計なことを考えずに済むかと思ったが、数ヶ月~1年ちょっとで限界。
- 6社目~7社目: 資格を活かそうとしたり、人と関わる仕事を選んだりしたが、再発を繰り返し数ヶ月で退職。
新しい職場に入るたびに、「次こそは長く続けよう」「ここで頑張らなきゃ人生が終わる」と自分に言い聞かせ、気合を入れて入社します。
しかし、数週間もすれば朝起きるのが苦痛になり、「なんのために働いているのか」と考える毎日。
「こんな思いをしてまで生きる意味があるのか?」
その問いが、常に頭の中を支配していました。
そして、ある日・・・私の心の糸がぷつんと切れました。
自殺未遂と精神科への入院
仕事の日の朝、「これ以上はもう無理だ・・・」と思い、私は自ら命を絶とうとしました。
幸いにも未遂に終わりましたが、そのまま精神科へ入院することになりました。
診断は「うつ病」。
2ヶ月の入院生活を経て、少し心が落ち着いた私は「もう大丈夫だろう。早く社会に戻らなきゃ」と焦り、すぐに復職しました。
しかし、結果は数か月後に再発しそのまま退職。
その後も「次こそは、次こそは」と自分をムチ打ち続けましたが、結局、5年で7社という、取り返しのつかない経歴が出来上がってしまいました。
「世間体」という呪縛を捨てた日
その後はついに、就職活動をしても採用されなくなりました。
面接に行けば、「なぜこんなに転職が多いのか」と責められ、否定される日々。
「次を最後にしたい。でも、もう自分には何ができるのか分からない」
そんな時、私は初めて、自分の心に正直に向き合ってみることにしました。
それまで私が仕事を選んでいた基準は、どこかに「世間体」が含まれていました。
「まともな仕事に見えるか」「親や友人に恥ずかしくないか」「平均年収と比較してどうか」
でも、そんなことは一度気にせずに、「どんな仕事なら続けれられるか」だけを考え、自分を見つめ直す時間をとりました。
「底辺」のレッテルよりも「自分の穏やかさ」
そこで調べたのが、今の仕事である「ビルメンテナンス(ビルメン)」です。
ネットで調べると、心無い言葉がたくさん並んでいました。
「底辺の仕事」「年収が低い」「若いやつがやる仕事じゃない」。
かつての私なら、その言葉を見て選択肢から外していた可能性が高いです。
でも、仕事内容を深く調べていくうちに、「これなら、自分に向いているかもしれない」と感じました。
派手な仕事も、ノルマもない。 建物の設備を点検し、平穏を守るために淡々と動く。
「世間にどう思われてもいい。とにかく死なずに、続けていける仕事をしよう」
私は、人生で初めて「自分のためだけ」に仕事を選びました。
「仕事が嫌ではない」という、奇跡のような日常
ビルメンテナンスの仕事に就いてから、信じられないことが起きました。
あんなに毎日「死にたい」と思っていたのに、その気持ちが消えたのです。
もちろん、仕事ですから面倒なことはあります。
「よっしゃ!仕事に行きたい!」とキラキラした気持ちで家を出るわけではありません。
でも、朝起きて「行きたくない、死にたい」というあの、胸をかきむしるような絶望感がないのです。
「まあ、今日も行くか」
その程度の、ごく当たり前の感覚。 それまでの私には、その「普通」が奇跡のようなことでした。
働く環境で、世界は180度変わる
今の私には、仕事の後に「今日は何を食べて、どの動画を見ようか」と楽しみにする余裕があります。
それだけでなく、資格の勉強をしたり、本を読んだり自分の成長のための時間をとるようになりました。
以前の私であれば考えられないことです。
ただでさえ、仕事のことでつらい思いをしているのに、そのうえ自分の時間まで勉強に使うなんて。
それほどまでに、仕事が自分に合っているというのは、生活に大きな影響を及ぼします。
死にたい気持ちを抱えながら仕事をする。
それは、あなたが異常なのではなく、単に「今の環境があなたに合っていない」だけなのです。
「自分に合った環境」なら、死にたいと思うほど苦しまなくていい。
その証拠に、今の私はあれだけ嫌だった仕事が、今は「嫌ではない」と感じられています。
逃げることは、生き残るための「戦略」である
今、この記事を読みながら、「でも自分には辞める勇気がない」「転職回数が増えるのが怖い」と思っているあなたへ。
私が7社を渡り歩いて学んだ、残酷だけど希望のある真実を伝えます。
辞めなければ、私は今ここにいない
確かに、転職回数が多くなれば、次の就職は難しくなります。
でも、あの時、私が「辞める」という選択をせず、無理やり踏ん張っていたら、私はおそらく今、この世にはいません。
履歴書の空白や汚れなんて、あなたの命に比べればチリのようなものです。
死んでしまえば、履歴書なんてただの紙クズです。
生き残ってさえいれば、何度でも書き直せます。塗りつぶせます。
「逃げる」ことは、負けではありません。
生き残るための、最も賢い「戦略」なのです。
日本に仕事がなくなることはない
「もうどこにも雇ってもらえない」というのは、追い詰められた心が作り出した幻想です。
今の日本は深刻な人手不足です。
特に、人から「底辺」だの「若いうちにする仕事じゃない」だのと言われる業界は、常に人を求めています。
世間体を気にしなければ、仕事がなくて路頭に迷うことなんてありません。
むしろ、転職を繰り返したからこそ、私は今の「自分に合った職種」に出会うことができたのです。
どん底から「自分に合った道」を見つけるために
もし、あなたが今、限界なら。
私と同じように、焦って次の「地獄」へ飛び込まないために、以下のことを自分に許してあげてください。
① 「世間体」という呪いを捨てる
「この年齢ならこれくらい稼がないと」「まともな会社じゃないと」。
その声は、あなたを幸せにしてくれますか?
他人の目は、あなたの命を守ってくれますか?
一度、世間が言う「当たり前」をすべて捨ててみてください。
自分にとって「これなら耐えられる」という基準だけで、世界を見てみてください。
② 転職を繰り返したからこそ、出会えた
皮肉なことに、私が今の「嫌ではない仕事」に出会えたのは、転職を繰り返したからです。
一つの会社にしがみついて死んでしまうより、泥臭く逃げ回って、自分に合う場所を探し続けた結果、ようやく息ができる場所を見つけました。
「一度休んで、ルートを変える」ことも検討してみましょう。
③ 休む時は、制度をフル活用して「戦略的」に休む
とはいえ、なるべく転職が少ないほうが選択肢は多いのは事実です。
日本にはあなたを守るための制度があります。
- 傷病手当金: 精神疾患などで働けなくなった場合、給与の約3分の2が支給されます。
- 失業保険: 自己都合退職でも、条件を満たせば受給できます。
これらの受給が可能であれば、うまく活用しながら「自分は何が嫌だったのか」「どういう環境なら呼吸ができるのか」をじっくり見つめ直してください。
焦って探すと、また自分を壊す職場を選んでしまいます。
おわりに:あなたは、まだ人生を諦めなくていい
「死にたい」と思うのは、あなたがこれまで一生懸命、社会に適応しようと戦ってきた証拠です。 でも、もう戦わなくていい。
今の会社が世界のすべてに見えるかもしれませんが、一歩外に出れば、全く違う時間の流れで働いている人たちがたくさんいます。
お願いです。死ぬくらいなら、すべてを放り出して逃げてください。
私は5年で7社も失敗しましたが、今は穏やかに生きています。
「行きたい」とは言えなくても、「嫌ではない」と思える日は、必ず来ます。
まずは今日一日、自分を責めずに、温かいものでも食べてゆっくり休んでください。
あなたの人生は、ここから何度でも、あなただけの形に書き直せます。


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